レアメタルについて

私たちの身の回りを見ても携帯電話にはリチウム、液晶テレビにはインジウム、ハイブリット車の動力となるモーターの磁石にはネオジムやジスプロシウム、DVD-RWなどにはテルル、ゴルフクラブなどに使われるチタンなどはすべてレアメタル(希少金属)と呼ばれていて、現在の工業製品には欠かせないものになっています。
テレビのニュースなどでご存知の方も多いでしょうが、レアメタルについて簡単にご説明します。定説ではないのですが、アメリカの専門家などは@天然での埋蔵量が極めて少ない金属。A埋蔵量は多いが技術的、経済的にそのものを抽出するのが難しい金属。B抽出された金属の利用方法が分からなく、特性も分かっていない金属。この3つのどれかに当てはまるものをレアメタル(希少金属)と呼んでいます。
しかし、これだけ需要が多くなると、レアメタル価格も相場がうなぎのぼりになってきて、ある意味レアメタルパニックになりつつあります。産出国としてはレアメタルの種類によっても違っていますが、中国が代表的な国です。

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レアメタルの問題点

@資源が特定の国に偏っているので、資源国の政策によって生産や、輸出量の影響を受けやすい。
A他の亜鉛、銅などの精錬の際の副産物として生産されるので、主となる金属の生産量に左右されやすい。
Bそれぞれ少数の企業が作っているので供給源が少ない。などの問題があります。
一例としてタングステン、アンチモンなどを世界需要の80〜90%を製造していた中国が輸出から国内需要を優先する政策に方針を転換してきたので、価格も前の記事に書きましたが、どんどん高騰しています。まだ入手できる間は良いですが、産出国が国策として抱え込んでしまったら各国家、各企業間でレアメタルの資源争奪戦になってパニックにならないとも限りません。
このようなことも考えられるくらいに必要であり、重要な金属がレアメタルなのです。したがってレアメタルの供給源をどのように確保するか、と言う事は世界中の国が考えている事柄です。

レアメタル確保のための対策

今の日本には残念ながら、レアメタルを含んでいる鉱物を採掘している鉱山などはありませんが、国やレアメタル企業では、いかにしてこの貴重なレアメタルを確保する対策を採っています。
その1つは日本は今まで多くのレアメタルを使った製品を作り続け、その後ごみとして大量に廃棄されたレアメタルを使った電気製品などを鉱山と見立て、「都市鉱山」とか「地上資源」と言う呼び方をして、ここからレアメタルの回収を行い、リサイクルする事が始まっています。ですから安易に輸出などせず、日本国内で処理をするようにしてほしいです。
また、これからレアメタルの価格が高くなると、日本にも存在し、ある種類のレアメタルの埋蔵量が多く含まれている鉱床がありますが、今まで採算が取れなくて手をつけていなかった所からも採算が取れるようになって、ここから採取することもあると思います。また、国や企業も代表的なレアメタルの備蓄を行なっていまし、レアメタル産出国と連携して未使用資源の活用や日本のリサイクル技術などを指導して共同でリサイクルルートを整備する事を考えていく必要があります。

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Copyright © 2008 レアメタルは貴重な金属資源です。

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